旦那の浮気は発覚時のショックも大きいですが、その後一緒に生活していくのも本当に辛いですよね。
- 離婚もできないし、許すしかないのかな?
- 今から夫婦関係の修復なんてできるの?
- 一度は許すと決めたものの、やっぱり思い出して辛い。
- 信じようと決めたのに、帰りが遅いだけでも疑ってしまったり、浮気されたことを思い出しては涙が出てきてしまう。
- どうしたら許せるんだろう?

自分は器の小さい人間なのかな・・・?
そんなことはありません。浮気されたら、「許せない」と思うのは自然な感情です。
でも離婚は難しい。許したいのに許せない…と悩んでいるのであれば、「許さなくてもやり直すことはできる」ということをここでお伝えしたいと思います。
「離婚しない=許す」ではない
離婚をしないということは、浮気を許さなければいけないと思われがちですが、そんなことはありません。
私も3年前に旦那に浮気されました。本当に本当に辛かったですが離婚はできませんでした。
結婚前だったら間違いなく別れていたと思います。しかし結婚して子供も生まれ、他にも理由はありますが、離婚はできませんでした。
離婚はしていないものの、私はいまだに旦那を許すことも信じることもできずにいます。それでも一緒に生活できています。
妻(私)にとって良い旦那かどうかはわかりませんが、子供にとって良い父親でいてくれたらそれで良いと思うことにしました。
育児が大変な時期ということもあり、旦那が保育園のお迎えやごみ捨てをしてくれるだけでも正直助かっています。
浮気を「許す」のではなく「受け流す」
私は旦那の浮気をどうしても許すことはできず、「受け入れる」というのもなんだか違う気がして、行き着いたのは「受け流す」という感覚です。
過去の事実は残念ながら変えることはできませんが、受け流しつつ割り切って生きていくと、意外と幸せになれるのかなと思っています。
時間が解決してくれる
今は許せなくても、時間が経つと「まぁいいか」と思えることもあります。
特に、浮気を知ってしばらくは本当に本当に辛いですよね。裏切られた気持ち、悲しみ、自分以外の女性と楽しんでいる旦那の姿を想像しただけでも胸が張り裂けそうになります。
普通に生活していても、思い出しては涙を流し、本当に辛く苦しい時期が続きますよね。
私も旦那の浮気を知ってしばらくは、毎日暗闇の中にいるような感覚でした。
そんなとき、たまたまネットで「浮気されて10年経った今ではどうでもよくなった」というエピソードを見つけました。
私も10年後にはそんなふうに思えるかな・・・と、うっすら希望が湧いたのを覚えています。
今はまだ3年ですが、思い出して辛くなるということはだいぶ少なくなりました。(全くなくなったというわけではありませんが・・・。)
浮気相手には慰謝料請求するべき
離婚しなくても、浮気相手に慰謝料請求をすることができます。
浮気相手への制裁、けじめをつけるため、そして自分の気持ちを落ち着かせるためにも、慰謝料請求はおすすめです。
もし実際に慰謝料を取ることがでかなかったとしても、弁護士を通じて請求を行うことでこちらの本気度が伝わり、今後の再発防止にもつながります。
私も、浮気相手に慰謝料請求をするかどうかとても迷いましたが、請求することにしました。結果的には慰謝料を取ることはできなかったのですが、自分の気持ちがスッキリしましたし、相手にも反省させることができたのではないかと思います。

これから夫婦としてうまくやっていくためには
浮気した事実は許せない。それでもこの先も夫婦としてやっていくのであれば、どうせならうまく過ごしていきたいものですよね。
旦那のことを認める
家事や育児など、旦那が家族のために何かしてくれることで、旦那の必要性を感じ、認めることができます。
そのためには『夫婦のルール』を作ると良いでしょう。「浮気しない!」とかそういうものではなくて、家事の分担など「これだけはやってほしい」というものを旦那にお願いします。そしてやってくれたことに対して感謝できると良いですね。
そうすると、たとえ浮気された過去があっても「いないよりはまし」「旦那がいてくれて助かる」と思えるようになります。
自分中心に生きる
「夫婦としてうまくやっていくためなのに自分中心ってどういうこと?」と思われるかもしれませんが、うまくやっていくためだからこそ自分中心に生活した方が良いのです。
旦那のために…と考えていると、浮気されたことを思い出したとき「こんなに尽くしているのに…」と悲しくなってしまいます。
旦那に対しては手抜きしましょう。そうすると、多少の嫌なことは許せるようになりますし、自分自身の幸福度も上がるはずです。
深掘りしない
旦那が家庭を壊すつもりがないのなら、深掘りしないのがいちばんです。
浮気をされた事実は知れば知るほど傷付きます。
余談ですが、私も以前は何でも知りたがる性格でした。旦那のスマホを見たり、ひどいときは旦那の職場での会話を録音していたこともありました。
しかし、真実を知れば知るほど真っ黒。旦那を責めても反省するフリ。これ以上なんでも知ろうとし続けると、自分の心が壊れると思いました。
不幸中の幸いかわかりませんが、旦那は離婚をするつもりはなく、子供のことも可愛がっていました。
私が追求しなければ、私の家庭の場合はうまく行くのだと思い知りました。「知らぬが仏」という言葉を、身をもって体感したのです。
それからは旦那のスマホを見ることもせず、いろいろと知ろうとするのはやめました。
今では旦那に対する関心もすっかり薄くなってしまいました。でも別に嫌いになったわけではなく、会話も普通にしますし家族で出かけたりもします。
上辺だけと思われるかもしれませんが、普通に楽しく過ごせています。私達の場合はこれくらいの距離感がちょうど良いのだと思います。

さいごに
個人的な話が多くなってしまいましたが・・・こんな形でも、一応幸せに生活できている例もあるということでお話させていただきました。
旦那の浮気を許すことができない自分を責めてしまうという方に、自分を責める必要はないということ、許せない気持ちがあってもやり直すことはできるということを伝えたくてこの記事をまとめました。
浮気されたら許せないのは自然なこと。許せない気持ちのままやり直す選択をすることは、決して惨めなことではありません。
あなたの気持ちが少しでも楽になれば幸いです。

